なくしものを探すだけにあらず?「ホラリー占星術」をお勉強しよう<6>②

実際のアクションを見るために、アスペクトを読んでいくわけで、前回はその決まり事についてをみたね。

今回は、アスペクトの種類と意味、アスペクトの完成を助ける動きなどを見ていくよ。

アスペクトの種類と意味

ホラリー占星術におけるアスペクトでは、関係者同士の間に成立していれば何かが起こることを示す。そして接近のアスペクトが何もなければ、すなわち何も起こらない。し、シンプル……。っていうか、今までさんざん関係性や天体の品位と稼働力などを見てきたのに?!と驚きを隠せない私。アスペクトの種類を本文(p166‐169)から抜粋します。

1・ノーアスペクト

接点を持たないことを意味し、たとえレセプションがあって互いを意識していたとしても「動き」はない。

2・コンジャンクション(0度)

同意、一致、加勢など関係者同士が一緒になること全般を示す。その状態に良し悪しはなく、望まない相手と一緒になる場合も。

3・セミセクスタイル(30度)

気持ちの上での深い接点はないままに、建設的な関係になる。結びつきは弱く、自然消滅しやすい関係。

4・セクスタイル(60度)

協力、建設的、加速を暗示し、相互間に充実感と肯定的な心理状態が生まれる場合が多い。いったん加速度がつくと調子にのりすぎて止まることができなくなる可能性を秘めている。

5・スクエア(90度)

対立、否定、相殺を暗示し、最も苦しい自覚を伴う関係だが、そこから抜けたいという心理になりにくく引っ張り合った状態に安定する傾向がある。品位が高い方が品位を弱めている側を支配しやすいのですが、支配する側にも同等の苦痛が伴う。

6・トライン(120度)

調和、同種、楽しい関係を示す。互いに安心感を覚えるが相手を軽く見たり甘えが発生しやすい関係でもある。同族意識から抜け出ることが困難になり、自分たち以外の周囲に対する配慮を欠いた関係になりやすい傾向も否めず。

7・クインカンクス(150度)

まったく相容れない要素を持った者同士が手をとるため、相互理解のないままに役割分担が固定される関係。いったん分担がきまれば連絡を取り合わなくても機能する不思議な関係だが、結びつきは希薄で、放っておいたら消えていく関係性でもある。

8・オポジション(180度)

対向、敵、パートナー、鏡など強烈に意識する関係。互いを無視することができない。相対して物別れになる可能性と、婚姻関係や強い取引が成立する可能性の両方を秘めているが、心情的には苦痛を伴う場合が多い。

アスペクトの完成を助ける動きと、妨げる動き

これも、時間の経過を追うホラリーならではだなぁと思う。例えばAとBという天体同士がアスペクトを成立できない場合でも、間に立つ天体Cが順番にAとBに対してアスペクトを形成できるとAとBにつながりができたとみなされる。早い天体による橋渡し(Translation of Light)と遅い天体による仲介(Collection of Light)がある。

反対に、アスペクトを完成させようとしている天体の間に何らかの邪魔をする形で違う天体が入ることで、そのアスペクトが妨げられることもある。これには第3の天体からの干渉(プロフィビシヨン)、心変わり(リフラネーション)、未完(フラストレーション)がある。

立体的に発生するアスペクト

一見アスペクトがなさそうに見えて、実は立体的なアスペクトが発生していることがあるそうで、それをパラレルとコントラパラレル、アンティションとコントラアンティションなどの種類があるらしい。

ウィリアム・リリーをはじめ多くのホラリー占星術師が重視した潜在的なアスペクトはパラレルよりもアンティションだそうだよ。ただ、ごめん、この手の話、苦手すぎてダメなのよね……。


と、ここまでアスペクトについて見たわけだけど、いかがでしたかな? 立体的に発生するアスペクトについてはちょっと自分には理解ができなかったということだけが分かったわ。とりあえずチャートに書き出された平面の静止画のアスペクトだけではなく、時間の経過を意識してアスペクトを捉えることがホラリーでは必要になるのは理解したかな。出生図を読むのとはまた違う「筋肉」を使うのがホラリーなんだね。

その分、天体をより生き生きとした動きある存在としてとらえることにもつながるんじゃないかなぁと思った次第。

いよいよ次のStep7で解説編はラスト。それが終わったら、実践編なので、私も実際にやってみようと思うよ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA