なくしものを探すだけにあらず?「ホラリー占星術」をお勉強しよう<4>

ホラリー占星術とはなんぞやという総論、チャートを立てる前の準備の大切さと実際に立てたチャートを読むか読まないかの判断をし、まずは質問者の心理面での推移を追うべく月の動きを確認した。次なるは?

Step4 関係者を見つける

一体どんなステップなのかを本文から抜粋してみる。

ハウスに対する深い理解が必要になるステップです。ホラリーチャート解読のキモともいえるこのステップでは、質問に関係する人物や物事に該当するハウスを的確に選び、その支配星を追います。

いけだ笑み著『ホラリー占星術』説話社 p49より

いよいよ本格的に読んでいく感じだね。支配星についてはネイタルチャートを読むときにも学んだわけだけど、ここではよりそのあたりを詳しく見るようだよ。とにかくここではハウスの認識をしっかりと持つことが大事みたい。

アングルから始まるハウスの重要性、ハウスとは反時計回りに進んでいくことからひとつ前のハウスは過去であり一つ先のハウスは未来とみなしたりなど、「ハウスとはなにか」をかなり覚えておくのがカギになるようだよ。ネイタルチャートを読みながらなんとなくあやふやだったハウスシステムについての知識をここでアップデートしていけそう。ホラリーを学ぶ意義をまたひとつ見つけたぞ。

ちなみに、前提条件として覚えておかないといけないことが2つ。

  • 質問者=1ハウスとなり、その支配星がいるハウスに質問者が居るとみなす。
  • 7ハウス=第三者を示し、その支配星がいるハウスにその第三者が居るとみなす。

そして支配星はトラサタは使用しないのも付け加えておこう。

あとは、ハウスの在惑星だったり、天体自身に紐づけられた人間や物事を読み取ったりもする。一気に情報量が増えるの優先順位をつける必要がありそう。そして質問との関連性を鑑みて何が一番事物を代弁しているのかを見極めないといかんという。

さらに「ハウス回し」をして、主軸を変えて物事を見るのも必要。アンギュラー・サクシーデント・カデントのハウスの重要度の捉え方しかり。

ここにきて、ハウスの進行を時計回りで捉える話が出てきたよ。時計回りのハウスとは? ハウスに関連付けられた天体とそのハウスにあると喜ぶ天体についてをまとめた図を描いたので参考までに張っておく(本書の図を参考にまとめています)。

オレンジの線が時計回りに見る見方。1ハウスの生命誕生から幼少期が始まり、10ハウスで青年期を迎え、7ハウスの中年期を経て4ハウスで老年期を迎える。

図内の青で書かれた惑星はカルディア人の順序によってハウスに関連付けられた天体を示す。赤で書かれた惑星は「Joy of Planet」特定のハウスで喜ぶ天体のこと。ナチュラルサインの支配星を当てはめるやり方ではなくカルディアンオーダーでハウスを理解するとわかりやすいと別ブログの記事(別窓開きます)にも書いたけど、古典占星術で捉えるとわかるパターンも結構あるんだよね。

本書のp69から始まるハウスの説明と天体の説明はちょっとボリュームあるので端折るけど、こここそみんな読むといいぞー!!!ハウスと天体の理解が「グッ」と深まりそうな感じよ。

ひとつ惑星の力関係だけ書いておこ。

私も最近ようやくその力関係を理解してきたところなんだけど、10天体の中で力関係があるんだよね。いわゆる個人天体(月・水星・金星)、太陽、社会天体(火星・木星・土星)、土星外惑星(天王星・海王星・冥王星)という区分けなんだけども。

個人天体をInferior(ラテン語で「低い」の意)、社会天体をSuperior(ラテン語で「高い」の意)、土星外惑星をTransSaternian(「土星以遠」の意)とすると、Inferior<Superior<TransSaternian となると本書では説明されており、太陽は個人天体と社会天体の間に入る。こういう力関係を考慮すると、アスペクトを考えたとき、力の大きな天体から小さな天体へとエネルギーが流れ込んでいることをイメージしたい。

そして土星外惑星に関しては、こちらのコントロールの範疇を超えていると私は覚えている。意識して使う事は難しいんじゃないかなぁと思っていて、意識して使えないけれど、確実に大きな影響(しかも時間をかけた影響)があるんだろうなぁと思いながらチャートを読むことにしています。このあたり個人差がありそうだけど。

一応、Step2でASCとアワールーラーの気質の親和性の話が出ていたので、各天体の気質を抜き出しておきたい。

天体気質
冷と湿
水星冷と乾
金星冷と湿
太陽熱と乾
火星熱と乾
木星熱と湿
土星冷と乾
いけだ笑み著『ホラリー占星術』より抜粋

各天体の説明、ボリューミーだし、この本買おうかなぁ……。それぞれが持っている象意の多いこと。改めて再確認したというか、いろんな意味を持たせていることを知っておくのは、チャートの読解力アップにつながるからね。

以上のハウスと天体の意味をしっかりと身につけた上で、ルーラーの場所を追いながら、どのハウスや天体がこの質問においては重要なのかを見定めていくというStepだったね。次はその関係者同士の関係を見ていくらしいよ。

今日はここまで。

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