なくしものを探すだけにあらず?「ホラリー占星術」をお勉強しよう<3>

ホラリー占星術とはなんぞやという総論、チャートを立てる前の準備の大切さと実際に立てたチャートを読むか読まないかの判断をどうするかまで読み進めてきた。

次はStep3。実際にチャートを読むことを決めたらどうするか。月の動きをまずは見るらしい。

Step3 月の動きを読む

ホラリー占星術では、月があるサインに入宮してから次のサインに移動するまでをテーマの一区切りとします。具体的には、月がサイン入りして、最初にとったアスペクトから、最後にとったアスペクトまでを列挙して質問の推移を読み取ることができるのです。

いけだ笑み著『ホラリー占星術』p44より

月は2日半で一つのサインを移動していく。そのくらいはやい速度で動く天体なので、日々のトランジットでも気持ちの移り変わりなどを見るときに参考にしているよね。ホラリーも同様に、月の動きを追っていくことで、質問者が立てた質問に対しての質問者の心の推移をみていくことができるらしい。

チャートの月の位置を「現在」とみなし、それより若い度数のアスペクトを「過去」、多い度数を「未来」とみなすんだってさ。ここで大切なのは「質問者の心の動きを主眼においた心理的推移のリーディングに終始すること(本文より抜粋)」。この心理的な動きが最終的に良いものだとしても(要は気持ち的に満足していても)、チャート全体の結論は「ノー」となることもあり、結論を急ぐ必要はないとのこと。確かに現実的に周りから見たら悲しい結末かもしれないけれど、本人の気持ちの上ではすっきりした~!なんてこと往々にしてあるもんね。

月が入っているサインの0度から出発して、30度に移動するイメージをまず持ち、その動きの中でほかの天体とどんなアスペクトを取るかを書き出す。その情報から心理的な動きを読んでいく。

例えば、こういうチャートが立ったとする。月は牡牛座7度にいる。つまりこの位置が現在とみなされる。この度数より若い度数を持つ天体は過去のアスペクトを月と作るし、8度以上の度数の天体はこれから先の未来の心理的な動きを形成するアスペクトとなる。

で、このチャートを本書を参考に書き起こしたのが下の図。横軸は度数であり時間軸でもある。

月が牡牛座のサインに入って、右方向に向かってずんずん進む。ずんずん進んでようやく月が牡牛座9度の位置に来た時、天王星とコンジャンクションとなる。そしてまた進むと次は水瓶座にある土星とスクエアを作り……という具合に、月のいるサインを進む間のアスペクトを見ていくらしい。この場合、すぐの未来で何か大きな変化が訪れそうな予感だよね。その変化を経て、現実との折り合いをつけないといけない葛藤に見舞われ……。前途多難な感じ?

表内最後のアスペクトを見ると、牡羊座金星とマイナーアスペクトになっており、あんまり良い心理的な推移とは見なされないのかもしれないぞ。

この月の動きを見る際、特に太陽とのアスペクトに注目するのが大切なようで、メジャーアスペクトを作らない場合、心理(月)と目的(太陽)の足並みが不ぞろいとなっている可能性があるらしい。

こうやって心理的な動きを読むのも面白いし、天体が動いているイメージが持てるね。チャートは静止画だけど、実際の天体や空は動いているもんね。

次は質問との「関係者」を探すステップへ。だんだんと難しくなってきそう。本書での割かれるページ数が多くなってきた!

ひとまず今日はここまで。

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