なくしものを探すだけにあらず?「ホラリー占星術」をお勉強しよう<2>

前回ホラリー占星術とはなんだ?というところに触れました。引き続き、いけだ笑み著『ホラリー占星術』説話社を読み進めてみるね。

ホラリー解読の流れ

本によると、ホラリーのチャートを作りどのように読み解いていくかは以下の7ステップになる。

  • Step1 チャートを立てる
  • Step2 読むべきか読まざるべきか
  • Step3 月の動きを読む
  • Step4 関係者を見つける
  • Step5 関係者同士の関係
  • Step6 アクションを読む
  • Step7 絞り込む

Step1 チャートを立てる

ここでの大きなポイントはハウスシステムを「レギオモンタナス法」にすること

レギオモンタナス……初耳や……ごくり。
今まで私、基本的にはプラシーダスでチャート立ててたんだけど、ホールサインハウスシステムもいいんだなぁとつい最近知ったばかり(過去記事「ホールサインハウスシステム?(ハウスシステムは奥が深い)」参照)。ほんとハウスシステムいろいろありますのね。完璧なハウスシステムはない。ここ覚えておきましょ。ハウスシステムについて、学び始めたとき「いったい何が正解なんじゃー!?」と疑問に思ったけど、結局完璧なハウスシステムは存在しないので、個々人の好きでいいみたい。というか学び始めは何も考えずデフォルトのプラシーダスのままでいいんだろうね。じゃぁ、それぞれのハウスがどう違うのかについては、本書p22‐25のコラムを読むと理解深まる。

で、ホラリーに関しては「レギオモンタナス」を選択するんですね。了解です。5度前ルールも適用。なるほど。

5度前ルール、これサイン変わったら適用しちゃいけないんだよね。次のハウスカスプから5度前に惑星があればその惑星は次のハウスに影響与えるのが5度前ルールだけど、次のハウスカスプサインがその天体のサインと異なっている場合は適用されない。なぜならサインの境目は厳粛だから。サインはそれぞれ必ず30度で変わることないけど、ハウスの大きさは変わる。変わらないものを変えちゃいけないというのが理由なんだよね。こういう絶対ルールがあるとすごく安心する。

他にはチャートを立てる際のタイミングや場所の設定、再度チャートを立てるタイミングの説明がある。そして質問を立てる際の参考に、ホラリーに適さない質問・適する質問もある。タロットにも通じるところがあるけれど、質問如何で出てくるチャートの精度が変わるらしい。聞きたいことをまず明確にして、それがホラリーに向いているかも判断したら、レギオモンタナスハウスシステムを使って、質問が固まったタイミングと場所でチャートを作成する。

チャートを作るだけでも、けっこう大変だね。出生図はとりあえずデータをちょちょいと入れちゃえばチャート自体は作成できるけれど、ホラリーの場合はその前段階がとても重要だということなんだね。

そうやって立てたチャートを次のStep2で「読むか読まないか」を決める。

ええ、せっかく立てたチャート、読むか読まないかの判断が必要なんですか?! ついついサザエさんのマスオさんみたいに声が裏返りそうになる。なぜその判断が必要になるのか、読んでみよう。

Step2 読むべきか読まざるべきか

せっかく作ったチャートをふるいにかけ、読み間違いや読む徒労を取り去るためというのが理由の一つらしい。そしてウィリアム・リリーが作成したチェック項目が列挙されている。

どういう項目か

  • 月の位置(ボイドじゃないか、天秤座15度~蠍座15度の間にないか)
  • ASCの位置(0~3度や27~29度は✕)
  • 4ハウス以外のアングル近くの土星(ASCやDESが山羊座や水瓶座、近くに土星があるのは✕。10ハウス側の土星も✕)
  • チャートと質問者との親和性があるかないか(ASCや月が、質問者のネイタル太陽や月・ASCと同じなど)
  • ASCとアワールーラーの関係がどうなっているか

いろいろとチェックしていく項目はあるんだけど、最後の「アワールーラー」という点に注目したい。

暦の話からはじまって、カルディア人がどのように星を曜日や時間に当てはめて考えていたかをここからうかがい知ることができるんだけど、詳しくは本を読んでほしい。私にはうまく説明できない。単純に言ってしまうと、曜日や時間にはそれを支配する惑星が当てはめられている。それがデイルーラーであり、アワールーラーである。

その時間を支配するアワールーラーの天体とASCの関係性を見るということなのね。
どんな項目をみるかというと、

1 ASCのルーラーとアワールーラーが一致
2 ASCの気質とアワールーラーの気質が一致
3 ASCのトリプリシティーとアワールーラーが一致

デイルーラーは要は曜日ですよ。チャートを立てる日の曜日をみればいいんだけど、アワールーラーを出すときは、ASCを起点に12ハウス側に向けて時計回りに天体を当てはめていく。一日24時間なので、1ハウスは2時間分。つまり2つの天体が順番に当てはめらる。その順番はカルディア人の決めた公転速度の遅い順からの「土星→木星→火星→太陽→金星→水星→月」。太陽を中心に左右3つずつの天体が公転速度順に並んでいるよ。

例えで2021年4月13日(火)18:08にチャートを立てたとしたら……
デイルーラーは火星で、アワールーラーが水星になる。

ちなみに「気質」というのは、熱冷乾湿のことだよね。例えば風のサインなら熱くて湿っている。火のサインなら熱くて乾いている。土は冷たくて乾いていて、水は冷たくて湿っている。

天体の気質は本書のp90‐108に掲載されている。月は冷たくて湿っている。火星は熱くて乾いている。水星は冷たくて乾いているらしい。なんかここら辺にきて、ようやくポーラ先生のインスタライブでよく聞く天体の気質関連が理解できそうじゃないか。

Step2までのチェックをクリアして、チャートを読むことを決めたら、ようやく次なるStep3へ進むわけだね。

ひとまず今日はここまで。

Author

ミノル
★西洋占星術:ネイタル太陽♊、月♐、ASC♏
★四柱推命:日干「壬」・月柱主星「偏財」
★算命学:中心「禄存星」
★クリフトンストレングス:慎重さ・内省・共感性・分析思考・運命思考

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